災害発生時の要支援者の避難をスムーズに
民生委員向け対要支援者避難サポートサービス「ヘルパーサポーター」(実証)
民生委員や避難行動支援者(支援する側)の活動を補助するスマホアプリ
概要
民生委員向け対要支援者避難サポートサービス「ヘルパーサポーター」は、支援が必要な住民(要支援者)に対して、民生委員や避難行動支援者(支援する側)の活動を補助するスマートフォンのアプリケーションです。平常時に計画を立てて共有しておき、非常時にスムーズに非難支援ができるよう、平常時から非常時までをとおして利用可能なアプリケーションサービスをスマホアプリで提供します。
民生委員は、平常時には日常の業務として、非難行動用支援者(要支援者)の情報をアプリ上で確認したり更新したりして、常に最新の情報を把握することができます。災害が発生した際には、蓄積した情報を元に、避難行動支援者(支援者)と連携して、要支援者の避難行動をスムーズに実施することができます。
避難をスムーズに支援するために必要な情報には、本人の直接的な情報だけでなく、非難行動を実施する際に必要な情報もあります。例えば、迎えにいく場所の細かな情報、本人や家族の連絡先、当日必要な所持品、避難時に必要な様々なタスク、そのタスクを実施するタイミングなどの付属情報です。これらの情報を、適切にアプリで確認しながら、事前に準備した行動リスト(マイタイムライン)に基づき、関係者で力をあわせて避難の手助けをすることで、スムーズな非難支援が可能です。
避難行動のシナリオ
■平常時
災害発生時(非常時)にスムーズな避難を実現するためには、平常時の事前の準備が大切です。また、非常時に使用するアプリケーションは、平常時に普段から使っているものであることが望ましく、簡単に使えるものでなければなりません。そこで、平常時には、非難行動用支援者(要支援者)の情報を日常として管理しながら担当者間で共有しておきます。また、避難に必要な行動を行動リスト(マイタイムライン)として作成しておき、担当者も決めておきます。平常時に、支援する側、支援される側の両者が、誰が対応してくれるのかをあらかじめ把握しておくことで、平常時から不安を解消し、非常時にもスムーズな避難につなげることができます。
■非常時
非常時には、とにかくわかりやすさと明確さが重要です。普段から使い慣れたスマホアプリであることはもちろん、次に何をすれば良いかを明確に指示し導いてくれるアプリがあれば、支援する人の負担が軽減できます。そこで、非常時には、あらかじめ決められた「手順」をひとつひとつスマホアプリが教えてくれる、そのような仕組みが効率的な避難支援に望まれます。
アプリケーションの画面イメージ
民生委員向け対要支援者避難サポートサービス「ヘルパーサポーター」の実装イメージは次のとおりです。
システム実装について
民生委員向け対要支援者避難サポートサービス「ヘルパーサポーター」は、民生委員や避難行動支援者(支援する側)の活動を応援する仕組みを提供する、実証実験のために作成されました。さまざまな意見を吸収したプロトタイプとなっていますが、実際の現場は活動内容にそれぞれ工夫がされているため、導入においてはカスタマイズ実装を前提としています。それぞれの実際の現場で ”必要なこと” を集め、スマホアプリをカスタマイズしていくことで、災害時という緊急な状態においても、“使える” アプリとすることができます。
導入手順
問合せ先
お問い合わせフォーム: https://basisconsulting.co.jp/contactus、またはE-Mail: info@basisconsulting.co.jp 宛にご連絡ください。弊社担当者から連絡して、別途ヒアリング、ご提案させていただきます。
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