R&D Lab (Research & Development Laboratory)

社会課題や経営課題など本質的な課題の分析から研究開発の要件を整理し、プロジェクトを設計・運営する研究開発ラボです。また、インフラ分野の人材育成のため、数理‧データサイエンス及びBIに関するカリキュラムを基に、企業の業務‧組織の特性に応じた研修プログラムを作成し実施します。

 

Ⅰ. 研究開発事業

ICT、AI、Robot及びインフラ分野における高度なナレッジと最先端のテクノロジーを有する学術研究機関と自主的な共同研究を実施しています。
インフラ企業とアジャイル型で先端的な技術の実用化を目的とする実証研究を進めています。
学術研究機関が適切な内容‧役割でプロジェクトに参画できるよう、テーマ設定、産学連携スキームをアレンジします。

 

技術顧問、学術研究機関との研究体制

ICT、AI、Robot及びインフラ分野における高度なナレッジと最先端のテクノロジーを有する学術研究機関 と共同研究を実施しています。共同研究の成果は、インフラ関連企業との共同開発に繋げて、研究の発展 と社会実装‧事業化を目指します。データ解析、画像解析、センサーなどが現場実証の段階に進んでいます。

◆ 技術顧問:大阪大学大学院 矢吹信喜教授、東京大学大学院 越塚 登 教授(2021.10現在)

大学 担当教員 研究テーマ
大阪大学大学院工学研究科 矢吹信喜
教授
インフラ分野における、技術・データ標準、BIM/CIMに関する研究
東京大学大学院情報学環 越塚登
教授
「情報技術によるインフラ高度化」社会連携講座(1,2期)(2009~18)
東京大学生産技術研究所 長井宏平
准教授
データ分析による将来の損傷リスクの評価方法及びその業務適用
東北大学未来科学技術共同研究センター 大野和則
准教授
ドローン等の技術を活用した実装可能なインフラ管理技術
北海道大学大学院情報科学研究院 長谷山美紀
教授
インフラ分野でのマルチモーダル解析、Deep learning等の適用と検証
北海道大学大学院工学研究院 高橋翔
准教授
映像,センサ,管理情報等に画像解析技術等を活用した交通マネジメント

 

インフラ企業との共同研究等の実績(主なもの)

インフラ企業が直面する課題の解決を目指し、先端的な技術の実用化に向けた実証とする共同研究を進め ています。アジャイル型で機動的に研究開発を進め、実用化の目途が立った段階で実システムの構築に引き継ぎます。

研究テーマ 研究概要(研究的要素)
熟達者の点検・診断
知識のAI化
橋梁の点検・診断に関する熟達者の知識について、思考のプロセス、利用するデータ及び判断の基準を形式知として整理し、AI化に向けたデータ分析環境を整備
環境条件による変状状態及び優先度の推定 対象構造物の諸元情報、環境情報及び変状状態の相関関係を分析し、現在の変状状態に基づく、点検周期の見直し、変状の進行度及び対策の優先度を推定
センサー誤報への対応 地理・設置箇所の構造・環境要因を考慮したセンサーデータ・アラートの解析を行い、誤報の発生傾向・要因を解明.センサーデータの蓄積による改善方法を提案
道床補修の最適化 線路の砕石道床の劣化と交換などの補修に関して、線路線形、周辺地理情報、センサー計測加速度等を元に、データ分析し、将来の劣化予測と補修優先度を算出

 

産学連携スキーム

プロジェクトにおいて最先端の研究開発が必要な場合、ベイシスコンサルティングが研究開発機能のハブとなって、学術研究機関が適切な内容‧役割で参画できるよう、テーマ設定、産学連携スキームをアレンジします。研究開発において課題をお持ちの場合や新規企画をご検討の際は、気軽にご相談ください。

 

Ⅱ.人材育成事業

  • 数理‧データサイエンス‧AIおよびBI(Business Intelligence)に関するスキルセットとカリキュラムを独自に検討し、企業の業務‧組織の特性に応じた履修モデルを設計、研修プログラムを提供します。現地研修、オンデマンド研修にも対応します。
  • 研修受講結果を分析して受講生の習得状況、教材の改善点を把握し、人材育成のPDCAにより着実な人材育成を支援します。

 

弊社の人材育成事業の特徴

  • 弊社は、文部科学省が実施する平成30年度 科学技術人材育成費補助事業「データ関連人材育成プログラム(D-DRIVE)」(代表機関 公立大学法人北海道大学)の選定機関「次世代スマートインフラ管理人材育成コンソーシアム」の参画機関として、その成果の社会実装を推進しています。
    文部科学省の記者発表資料はこちら→
    <資料:https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/data/__icsFiles/afieldfile/2018/10/09/1410001_001.pdf>
  • 自社データや課題を取り扱うオリジナル研修を実施することにより、自社の業務にあわせたスキルセット・スキルレベルの人材を育成することができます。
  • 研修を通して、社内のデータ・課題・ 業務目標等の共有ができるため、他部門をまたいだ高度な協働へつなげることができます。
  • 研修の習熟度を確認しながら進めるため、個人の習熟レベルにあわせた展開が可能になり、よりきめの細やかな人材育成が実施できます。

 

研修事業

  • 北海道大学が進める文部科学省D-DRIVE事業の数理・データサイエンス関連人材育成と連携して、AI/データサイエンス研修事業を提供します。
  • 日常業務で生成されるデータを担当者が分析できるよう、BI(Business Intelligence)の実務導入を支援する研修事業を提供します。

 

教材開発・提供

  • 北海道大学 数理・データサイエンス教育研究センターの教材を元に社会人リカレント教育パッケージを開発・提供しています。
  • 弊社のインフラ分野の知識を取り入れ、企業の業務に合致した実践的で有用性の高い研修を開発し、提供します。

 

〇 オンライン型研修の実施と評価

  • 北海道大学 数理・データサイエンス教育研究センターが開発した「MDSプラットフォーム」を活用し、eラーニングによる教育を提供しています。
  • 実際にBIレポートを受講者が操作する「ハンズオン」型の研修に加え、受講者同士がディスカッションを行う「ワークショップ」も行っています。

◆MDSプラットフォームのサービス・機能
・統計/AI研修、数学研修、プログラミング研修
・動画配信機能、フォーラム機能、履修データ分析機能

 

お問い合わせ

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<お申し込み/お問い合わせ https://basisconsulting.co.jp/contactus>

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